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宇宙船の造形,断熱材を張り巡らした船内,太陽の姿.
これだけでも見る価値はあると思います.
ぜひ大画面で.
2057年.
50年後太陽の活動が低下するというのが前提.
50年ではいくら何でも近未来過ぎると思います.
そんなに急激には変動しないでしょう.
イカロス1号を作る時間を逆算するともっと近未来になります.
超超大型宇宙船イカロスで太陽まで約1億5千万キロを16ヶ月で飛行します.
これを速度に換算すると時速1万2900キロ.
マッハ10.5.
速いのだか遅いのだかよく分かりません.
イカロス1号失踪6年半後に失踪地点まで2号が来ます.
すると約8年前にイカロス1号が出発したことになります.
イカロス2号を作るのに4年かかっています.
1号も最短で作ると4年.
合計12年前.
これで2045年.
さらに設計の時間と太陽が徴候を見せて計画されるまでの時間などを考えます.
少なくとも10年.
2030年.
太陽の働きが弱くなり地球が冷える.
太陽に核爆弾打ち込んで太陽を活性化しよう.
人間の英知で自然を積極的に変革しよう.
誠にアメリカ的.
でも出演者は東洋系サモア系が出ているのに,
黒人はいない.
こういうのには必ず出ているのに.
動力ははっきりと描かれていません.
何を使っているのやら.
途中減速するシーンが出てきます.
一旦減速するとなると多大なエネルギーを使うでしょうし,
再加速はかなり時間がかかるでしょう.
船内は重力があります.
この説明もありません.
遠心力を使っているようにも見えませんでした.
どうも酸素は菜園でのみ作っているような感じ.
つまり植物の光合成で.
二酸化炭素や水からは作っていない.
見落としでしょうか.
単純に太陽内で人工的に核爆発させて太陽が再生するのでしょうか.
どのような核爆弾なのかの説明もありません.
それだけのエネルギーがあるのなら人工的に地上を照らせばいいとも考えます.
そもそもなぜイカロスなのでしょう.
ギリシャ神話の「イカロスの翼」からの引用でしょう.
最後はロウでできた翼は溶けて墜落してしまう結末ですが...
最初から帰ってこないことを暗示しすぎ.
普通なら付けませんよね.
名前つながりだと「サンシャイン 2057」は原題「サンシャイン」
日本のタイトルで「サンシャイン」という別ジャンルの映画があります.
それで重複を避けたのでしょう.
DVDのレンタル開始になったら混乱するでしょうから.
見ていて気になったのが,ときどき画面が少し縦に圧縮されます.
顔などがわずかに縦長になるのです.
ラストはそれが顕著になります.
これは何をねらったのかちょっと分かりませんでした.
イカロス1号.
船内は垢だらけ.
埃の80パーセントは垢だとか.
たった一人の生存者の垢が6年半でそんなに積もるのも無理がある.
そもそも垢の原料であるタンパク質はどうやって取っているのか.
菜園はあるが動物性タンパクは取れないと思う.
必然的菜食主義者?
脂質代謝に問題のある人はEPAやDHAなどの摂取量が少ないと精神的問題を引きおこすという.
それで植物ばかり摂っていて狂ってしまったのかイカロス1号の船長は.
またこの船長全身やけどの後がある.
太陽光の浴びすぎで.
そんな状態を続けていて6年半生き続けられるのでしょうか.
船内は無菌なので感染症とかはないのかもしれません
体は潰瘍ができているのに目は充血していない.
別のシーンで太陽光を浴びすぎて唇が荒れているシーンがあります.
紫外線はまず粘膜を侵します.
失明すると思います.
この船長の姿はあまり見せない.
何か全身はゴム製のボディスーツのようである.
これはちょっと安っぽい
はっきり見せないのはいいでしょう.
イカロス同士のドッキングが不可能になります.
そこでその間数メートルを空気の圧力で移動します.
ハッチを開けて空気が一気で出て行く勢いを利用するというもの.
一人は防護服,他の二人はそこらにある断熱材を巻くだけ.
外の温度はマイナス200度以上.
宇宙空間に生身の体が放り出されたらどうなるのでしょうか.
肺の空気は一気に膨張.
血液などの体液は一気に沸騰するでしょう.
その前に凍ってしまうのかな?
一人は軽い凍傷で無事生還.
これを動物実験実際にして欲しいものです.
残酷ですけど.
このとき防護服は一人では着れませんでした.
現在の宇宙服も一人では無理.
後のシーンでは一人で着ることができます.
ケガをした体で.
さらに重力のある船内を歩きます.
これはさすがに苦しい.
真田広之は英語が上手そうに聞こえる.
少なくとも日本英語の発音には聞こえない.
ネイティブはどのように聞こえるのか分からないが.
いろいろ船内とか出てくるが位置関係が難しい.
ホームページには解説していました.
DVD出たらこの辺は丁寧にやるのでしょう.
宇宙空間に出るとある種の宗教感覚に目覚めることが多いと聞きます.
また長期間閉所にいるだけで精神的におかしくなったりします.
拘置所の拘禁反応とかがいい例でしょう
ストーリーでも少し伏線として出ています.
さてイカロス1号の船長は単に狂ったのか悟りを開いたのか.
初稿2007/05/10
第2稿2007/05/14
第3稿2007/05/15
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