«  ピアノの森 | メイン |  トランスフォーマー »

ゴースト・ハウス


all cinemaでのゴースト・ハウス
ゴースト・ハウスのオフィシャル・サイト


ホラー映画はストーリーがよく分からないのが多い.
ところがこの映画はあまりに因果応報
殺人を犯し殺された怨念がちゃんと犯人を殺す.
あまりに理不尽さがなさ過ぎ.

おまけに設定が古い家で殺人の現場,引っ越してきた家族間にも問題が..
何てオーソドックスな.

ぼろい家を自前で修理するのはアメリカでは普通のようだ.
しかし外観は全然変わっていない.
普通ある程度整備して売るのではないだろうか.
そうしないと値は付かないだろう.

トラクターもある.
家に付いていたのか.
何年も放置しておいて動くというのも不思議.

ここにロイ(ディラン・マクダーモット)はひまわりを植えることにする.
ひまわりの種は食用としてまた食用油として使われる.
けっこう食用油としてはポピュラーのようだ.

ひまわりの種の代金は半金で残りは収穫後.
これ普通なのか.
販売する方はムチャクチャリスキー.
移転してきて初めて作るのに栽培技術の問題や畑もかなりの年月放置していて手入れしていない.

背後に突然現れた銀行員が来て土地を売れと言う.
車で来ているはずなのに音がしない.
携帯電話も繋がらない田舎で静かなはずだが.

あの15%増しで買おうと言った人物は誰なのか.
結局最後まで明らかにされない.
単に年老いて気持ちの悪い銀行員が観客を脅かすだけのようだ.

ジェス(クリステン・スチュワート)は学校に行っている様子がない.
田舎なので学校までは車でないと行けないと思うが.
たぶん17才くらいだと思う.

そのジェスが酒に酔って車を運転し弟のベン(エヴァン・ターナーセオドア・ターナー)にケガをさせてしまう.

それで母親との確執が生まれる.
こんだけのことをなかなか説明しようとしない.
途中話がだれてイライラしてしまう.

弟ベンは双子が一人の役をやっているようだ.
何となくシーンで顔が違うと思っていた.

ケガが元で3歳の弟ベンは口を利かなくなったのか.
しかしすべての問題が解決したとき喋っている.
何の説明もなし.
もちろん喋らなかったことに対しても.

ジョン(ジョン・コーベット)は凶作で奥さんが出て行こうとしたので殺してしまう.
何か動悸として薄いような.
子供も全員殺して死体はどう処理したのか.

壁のシミが消えないということはそこに死体を隠しているのか.
地下室床板の間から黒い液体が出て沼のようになるのはそこに死体が埋められているからか.

設定がありふれているので説明省略のようだ.
ホラーファンなら分かるでしょってことか.

ジェスとベンにしかは見えない.
おきまりではあるが.

シーツを上げると足が見えたりギクシャクした動きの霊がいたり.
呪怨やリングの影響が強い.

ジェスは地下室に霊から連れ込まれそうになるのにまた地下室に行ったりする.
行かないと思うなぁ.
普通.

地下室は直接外へも繋がっている.
地面に板で蓋をしてある.
あれだと雨がかなり入ると思うのだが.
それに地下室は湿気がたまりやすい.

ここは地形的にかなり乾燥地帯なのか.
ラストではこの板が開かない.
なぜなんだろう.

お決まりの虫は出てこないのはいい.
また恐怖よりびっくりの演出が比較的少ないのもいい.

ハリウッドホラーは映像と効果音でびっくりさせるのを恐怖だと考えているところがある.

なぜか監督が香港出身だからかキリスト教的世界に染まっていないのか.
しかしもっと効果音を無くして欲しい.
その方が静寂の中の恐怖が際だつように思う.
ここら辺がまだアメリカ的なものに引きずられている.

元の家主のベンは数年間どこにいたのやら.
また戻ってきて昔の自分の家に住んでいるロイ一に雇われて一緒にひまわりを栽培する.

小さな街なんだから元の住人が雇われていること何て噂になるでしょう.
家族がシカゴから引っ越してきたことを街の住人が知っているのだから

ジョンはカラスに襲われてフラッシュバックが起こる.
少なくともひまわりの苗を植えて収穫までは普通.
薬物中毒なのか.
それとも統合失調症なのか.

いずれにしてもそれで殺人鬼に戻ってしまう.
精神医学的にはどうなのだろう.

完全に家族を殺したときの記憶に戻りジェスやベンも自分の子供たちにしか見えない.
ピッチフォークを振り回して殺そうとする.

よく見るとジョンとピッチフォークが見えていないのに勝手に壁に跡が付いたりする.
さらにジョンは1本しかピッチフォークを持っていないのに同時に2本壁に突き刺さったりする.
まるでポルターガイスト現象のように.
無理矢理作った恐怖である.

ジョンは霊が地下室に作ったに引き込まれる.
引き込まれながらもジェスの足をつかむ.

完全に沼に浸かっていて呼吸できないのに離さない.
これが結構長い.

あんなに息は続かないと思うな.

ジェスが引き込まれそうになるのをロイとデニース(ペネロープ・アン・ミラー)が二人で阻止する.
夫婦二人で娘の手を引く.

取って付けたような家族の絆の復活図である.

沼から板張りに戻る瞬間を描いて欲しかった.
板張りの間から黒い液体がしみ出して沼になるシーンはあるのだから.


初稿2007/08/01
第2稿2007/08/05


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shinkurou.info/mt/mt-tb.cgi/117

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年08月01日 11:38に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「 ピアノの森」です。

次の投稿は「 トランスフォーマー」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

携帯からアクセスできます


携帯で上記QRコードを 読み取り
アクセスしてください