大日本人
文字通り大きな日本人の話.
一言で言うとヒーローもののドキュメンタリー.
ちょっと腹が立つのは映画が公開される前から北野武との対比を言及している書き込みが多い.
作品そのものの批評をしてもらいたいものです.
監督の背景の対比などどうでもよろしい.
もっと愛せよ映画.
近年単なる勧善懲悪のヒーローものよりも人間を描いているものが多くなりました.
それなのか怪獣を征伐する人物をドキュメンタリー風に取材するという.
なんともかんとも...
こんなに上映中席を立ち上がって帰って行く人たちを初めて見ました.
多いのです.
ちょっと経験がありません.
活劇の大部分がCGなのですがこれが妙で.
蝋人形のような,リアルさと作り物っぽさが同居しています.
日本の怪獣ものの伝統はキグルミ.
それを無視したかと思うと最後にはキグルミも出てくる.
ヒーローものなのに四季の移り変わりまで描いている.
ヒーローに子供がいる.
これを最初にやったのはドラゴンボール.
さらに離婚もしている.
子供からもそんなに尊敬されていない.
ヒーローは日本人で巨大化するのは先祖伝来.
宇宙人ではないし特別な出来事で超人になったのでもない.
血統だという.
巨大化するのに電力を使う.
一応エネルギーを使う.
何の説明もなく巨大化するのではない.
が電力使っても質量は増えないでしょうと思うのだが...
これはフランケンシュタインの影響か.
巨大化した後元に戻るのに2,3日かかるとか.
しかし名古屋ではすぐに戻ってスナックでカラオケ.
巨大化しているときに畳の上に寝ています.
床が抜けるでしょ.
歩けば重量があるように表現していますが,
その表現を忘れているところがあります.
防衛庁所属ですから公務員のはず.
嘱託かもしれないが.
おまけに今は防衛庁ではなく省.
それなのにスポンサーを付ける.
テレビ放送の視聴率を気にする.
番組ではなくニュースではないのか.
番組は深夜枠.
まるでプロレスではないか.
昔の怪獣ものはキグルミ着たプロレスだった.
腰やら胸やらF1のようにスポンサーになっていた加ト吉,白い恋人,毎日香など.
エンドロールには出ていなかったようだけど...
勝手に使ったとは思えないが.
怪獣も生物なのだから交尾をするはず.
だからそのシーンが出てくる
怪獣でも子供のときがある.
子供の怪獣は殺さないのか.
だから殺してしまう
戦隊ものなど十分に練習したように動きを合わせるしキメを極める.
だから外す.
段取りの悪さを映す.
ヒーローものにありがちな過剰な演出がない.
ドキュメンタリーのインタビューのようにごく自然な発言が多い.
おそらく大まかはは決めても細かい台詞回しはせずに俳優に任した感じである.
テレビでは放送できないと思う.
映画評論家も怒るでしょう.
DVDの貸し出しだけは伸びるのではないでしょうか.
とても何かしながら見れるものではないので映画館とか深夜のDVD鑑賞とか.
見続けるのにエネルギーがいります.
この映画は昭和40年代のヒーローもの,怪獣もののツッコミです.
松本人志の子供のころに感じた規則や法則性の裏返し.
ツッコミにさらにツッコむ...
無意味なんだけど...
記憶に残る映画ではあります.
ごちそうさまでした.
初稿2007/06/05
第2稿2007/06/09
[日経エンタテインメント!]
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