大帝の剣
[DVD]
興行成績もふるわず.
いろんな声も否定的.
でもそこそこ楽しめました.
タイトルだけだと中国の時代劇かと思ってしまう.
でも原作は夢枕獏.
原作は読んでいません.
確かに阿部寛は実際もかなり大きい.
しかしそれ以上に大きく見えるように撮っていました.
が...造形がやはり安っぽい.
特に大剣.
何度もアップがある非常に重要なアイテム.
その鍔の部分がいかにも樹脂で作ったようである.
安っぽい.
特殊メイクもいかにも作り物っぽい.
眉や頬が動きません.
一昔前ならいざ知らず現在はみなこういうものに慣れてます.
ワイヤーアクションもいかにも吊してます状態.
これは操作がかなり下手です.
江守徹のナレーター.
これも...
別に本人が悪いわけではない.
時代劇なのにSFということでその違和感を和らげる目的なのでしょう.
説明が多いと余計安っぽくなる.
原作はどうなのかわからません.
が,日本に連れてこられた黒人が持っていたという大剣.
黒人が献上品ということから奴隷かそれに近い人でしょう.
そんな人が持っているか?
そもそも伝説の神器をなぜ日本に持ち込まなければいけないのか.
その他二つの神器がなぜ日本にあるのか.
徳川を打倒するために海外勢力を利用するのは分かる.
でもロプノールまで行くのは遠すぎ.
そこから軍隊動かしたら日本までの経路上のすべての国と戦う可能性が.
そんなことしないでしょう.
そこまでやれるのなら日本まで支配下に置こうとするでしょうね.
佐助(宮藤官九郎)は大剣を持ち上げることもできないのに遠心力で大剣を源九郎(阿部寛)まで投げる.
それは無理でしょう.
しかも巨大化した破顔坊(竹内力)の手の届かない上空まで.
さらに破顔坊はジャンプ力があるのに手が届かない.
何とご都合的な.
源九郎も一度死んだのに,
ほとんど何の説明もなく生き返っては子供の教育に悪いです.
最近は死んでも人は生き返ると思っている子がかなりいるとか.
天草四郎(黒木メイサ)もなんで出てくるんですかねぇ.
島原から脱出していたら血眼で追われるだろうし,
うろつくにはそれを支える組織や経済力が必要だと思うが.
でも黒木メイサが出るのはよろしい.
女性は二人だけ.
やはり花がないとね.
宮藤官九郎の情けなーい忍者姿は好感持てる.
杉本彩もっと見せなさい.
ラストは続編への布石か.
でもこの興行成績では次はないでしょう.
さて時代劇などにはつきものの脇を固める個性派俳優.
往年の役者は次々に鬼籍に入りました.
そんな中で大倉孝二や遠藤憲一などこういう俳優が出るのはうれしい.
初稿2007/04/26
[DVD]
[エンターブレイン]
[夢枕 獏,天沢 彰]
[サントラ]
[夢枕 獏]
[夢枕 獏]
[夢枕 獏]






