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 ブラッド・ダイヤモンド


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アフリカは遠い.
名前は変わるしどんどん数は増える.
内戦があってもどこか遠いこと.
なぜそうなったかなど全く分からない.
新聞報道はあってもテレビの報道は少ない.

内戦の理由は分からないけれども先進国の経済が内戦を助長している.
天然資源が産出するためにそれが武器購入に使われる.
なければ貧しくとも命が紙くず同然にはならないのではと思ってしまう.

バンバン銃撃戦がある.
これでもか.
でも同じ民族同士で殺し合いをする悲惨さを描くには必要ですね.
少年兵もひどい話ではある.

ダイヤモンドを巡る登場人物たちの思惑の絡み合い.
143分.
長い社会派ドラマである.
しかし全く飽きさせない.
さまざまな要素が上手く入っていて,
エンターテイメントとしてもちゃんと成立している.
泣けました.

100万人収容の難民キャンプ.
これってどんな運営をしているのか.
水や食料の配布にしてもものすごい量だし,
治安の維持も大変.
それ以上にゴミや糞尿の始末.
衛生上の問題が必ず出てくると思う.
これだけでもドキュメンタリー一つできますね.

町中でロケット砲をバンバン撃つ.
まるで家を壊すために撃っているようだ.
目的があんまりないように見える.
反政府軍にとってはいくらなんでももったいないでしょう.
銃弾に比べたらかなり高いだろうし.
絵的にはその方がいいのだろうが.

反政府軍の大尉(アーノルド・ヴォスルー)にソロモン(ジャイモン・フンスー)がスコップで襲いかかる.
スコップで殴ってもダメだと思う.
必ず柄が折れます.
スコップの使い方は刺すのが正しいと思う.
これなら致命傷を与えられる.

血も涙もないアーチャー(レオナルド・ディカプリオ)が最後にソロモンにダイヤを託す.
これをどう見るか.
映画的な感動シーンの一つだろうか.

多くの人は死期が近付くと他人に何か施しをしたくなるものらしい.
たとえ悪人でも.
そう考えると自然に感動できます.

アーチャーがしたたった血の付いた土をつかむ.
アフリカの地が赤いのはアフリカ人の血が染みているから.
そう大佐が言ったように結局アフリカから出ることはできなかったわけですね.

ダイヤモンドという人間の生存には何も寄与しないものが,
村を焼き市民を虐殺し子をさらって洗脳して兵士にする.
この映画みてもやっぱりダイヤ欲しいって思う人多いんでしょうね.
諸悪の根源は消費者.


初稿2007/04/25
第2稿2007/4/26.


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2007年04月25日 18:01に投稿されたエントリーのページです。

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